給料ファクタリング大吉に過払い金請求できるのか!?新手のヤミ金手口がエグ過ぎる件
最近、給料ファクタリングが
ニュースで取り上げられることが多くなりましたね。
『新手のヤミ金』と言われている
給料ファクタリング業界ですが、
実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、そんな給料ファクタリング大吉に
過払い金請求ができるのか徹底解説します。
〈目次〉
- 給料ファクタリング大吉とは?
- 給料ファクタリング大吉は手数料が高すぎる?過払い金請求の対象になるのか!
- 給料ファクタリング大吉に過払い金請求はできるのか?
- 給料ファクタリング大吉とのトラブルは専門家へ相談!
給料ファクタリング大吉とは?
まず、給料ファクタリングとは、
『給料を受け取れる権利』を業者が買い取り、
給料日より前に現金化できるサービスです。
簡単にいうと、
『給料前借りサービス』のようなものです。
大吉は、給料ファクタリング会社のひとつで、
2019年12月からサービス開始していましたが、
2020年の4月で廃業しています。
廃業の理由は定かではありませんが、
2020年5月から現金書留での支払いを
要求していたことから、
銀行が口座凍結されたと考えられます。
銀行口座の凍結が原因かはわかりませんが、
現在は新規申込ができない状態となっています。
給料ファクタリング大吉は手数料が高すぎる?過払い金請求の対象になるのか!
給料ファクタリング会社の多くは、
もともと闇金業者だったと言われています。
それを知らずに利用する方が多く、
最近になってトラブルが急増しています。
トラブルの原因となっているのは、
上限金利を越えた高額な利息です。
消費者金融など貸金業者からの借金であれば、
利息が15〜20%と法律で定められています。
給料ファクタリング大吉の公式HPには
『手数料10%〜』と記載されています。
あくまでも10%というのは最低金利で、
実際は30~40%になることが多いようです。
ネット上の口コミによると、
50%の手数料を取られたとの声もありました。
そして注目してほしいのは、
これが月の利息だということです。
給料ファクタリング大吉の利息を、
年利に直して計算するとすると、
360~600%の利息となります。
これは、貸金業法で定められた
最大金利20%を優に越えており、
完全に違法な利息です。
ですので、司法書士の相談することで、
過払い金が返ってくる可能性が
非常に高いと言えます。
給料ファクタリング大吉に過払い金請求はできるのか?
果たして、大吉に対して
過払金請求することはできるのでしょうか?
大吉は、自らを貸金業ではなく、
【給与債権の売買】だと言っています。
つまり、貸金業でない為、
利息制限法などの貸金業法の対象にならない、
ということです。
しかし、2020年の5月、
大手給料ファクタリング会社『七福神』が
集団提訴されたことで流れが変わりました。
上記の記事を簡単に説明します。
給料ファクタリング利用者が、
七福神に対し、貸金業法違反として、
過払い金の返還請求をしました。
これは「貸金業ではない」と主張していた
給料ファクタリング業者が
貸金業だと認められた初の判例となりました。
もちろん、この内容は大吉にも当てはまります。
以上の点から、大吉に対して
過払い金請求できる可能性は非常に高い
と言えます。
まずは一度、
法律のプロである弁護士や司法書士に
相談することをオススメします。
給料ファクタリング大吉とのトラブルは専門家へ相談!
給料ファクタリング業界では、
違法な金利以外にも、
様々なトラブルが相次いでいます。
闇金まがいの過剰な取り立てや、
会社に無断で電話するなど
挙げ始めるとキリがありません…
大吉を利用したことのある方や、
少しでも心当たりのある方は、
まず司法書士へのご相談をおすすめします。
金額面で不安に思う方も多いと思いますが、
相談は無料できますので、
まずは一歩踏み出してみましょう!
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